国立公文書館で被災公文書等の修復支援事業に従事する非常勤職員募集

国立公文書館では、被災公文書等の修復支援事業に従事する非常勤職員
を募集しています。詳しいことは下記のリンクをご覧下さい。

地域
1.気仙沼市 http://www.archives.go.jp/news/111122_02.html
2.陸前高田市 http://www.archives.go.jp/news/111122_01.html

(小林)

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  <パブリックコメント>

■「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト(仮称)」資格認定制度創設につ
いて(提案)に対するパブリックコメント■

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2011年6月21日付「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト(仮称)」資格認
定制度創設についての本学会高橋実会長提案に対し、ホームページ上で広くご
意見を公募したところ、多くの皆さんから貴重なご意見が寄せられました。心
より感謝申し上げます。

http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=80
(【提案】「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト」の資格認定制度創設
について)

寄せられたご意見を、提案の項目にしたがって編集し、用語・表現など、ほぼ
原文のままに掲載しました。「 ⇒ 」で示したのが、個々の投稿者のご意見
です。なお、お名前は省略しました。

☆本メールの転送、転載を歓迎いたします。

(以下、パブリックコメント)
*…………………………………………………………………………………………*

■■第1章 総則■■

【目的(第1条)】

とくになし



【名称(第2条)】

とくになし



■■第2章 資格委員会について■■

【資格委員会の設置(第3条)】

とくになし



【資格委員(第4条)】
とくになし



【審査員(第5条)】

⇒第5条:審査員の職務・権限が記載されていない。



■■第3章 資格要件と登録アーキビスト申請■■

【資格要件(第6条)】

⇒最近の大学生・大学院生をみると、不況下で親の経済状況のために学業を断
 念せざるを得ない事例が多い。こうした中でアーキビストを希望する大学院
 生にアーカイブズ学会の会費、登録審査料、登録料と三重の負担を課すのは
 酷であるので、アーカイブズ学会会員を要件から除外することを提案する。


⇒そもそも本会の会員が減少傾向にあるのは、会員であることのメリットがあ
 まりに少ないことが要因の一つであると思われる。そうした中で、資格制度
 を本会が創出し、「正会員であること」を資格要件とすることが本会へのプ
 ラス・イメージにつながるかどうか、疑問である。正直なところ、会費稼ぎ
 のために資格制度を利用しようとしているように見えないだろうか。


⇒建築分野では、アーカイブズ的施設がなく、資料の整理・保存は資料群単位
 で行われている。今回の提案では、すでにある公文書館において資料に携わ
 る人々を前提としているように思われるが、建築分野ではそれに該当する教
 育・研修施設が無い(そもそも建築資料館が無い)ため、制度案に従うと経
 験認定ができない。学芸員/学芸員補の制度のように、アーキビストにおい
 ても、現在資料保存に携わる人々の現状に即した、段階的な制度設計が求め
 られる。


⇒資格と有資格者の要件
 ▽日本アーカイブズ学会登録第1種アーキビスト <要件>
 1 アーカイブズ学会員
 2 学歴等
 (1)制度施行後に博士前期(修士)課程を修了する者で、アーカイブズ学
 会が指定する科目単位を修得した者。
 (2)制度施行前に博士前期(修士)課程を修了した者で、アーカイブズ学
 会が指定する科目単位を修得した者。但し、この資格付与は制度施行10年以
 内に限る。
 (3)制度施行前に博士前期(修士)課程を修了した者で、アーカイブズ関
 連機関に10年以上勤務した職員(非常勤職員を含む)等。但し、この資格付
 与は制度施行後10年に限る。

 ▽日本アーカイブズ学会登録第2種アーキビスト <要件>
 1 アーカイブズ学会員
 2 学歴等
 (1)制度施行後に4年制大学を卒業する者で、アーカイブズ学会が指定する
 アーカイブズ学研修会を受講した者。
 (2)制度施行前に4年制大学を卒業した者で、アーカイブズ関連機関に10年
 以上勤務し、アーカイブズ学会が指定するアーカイブズ学研修会を受講した
 職員(非常勤職員を含む)等。但し、この資格付与は制度施行後10年以内に
 限るものとする。

 第6条(3)関連:実務経験・論文等をもって学歴等の差異を補填する方途は
 採用しない。本来、博士前期(修士)課程において習得されなければならな
 い科目単位をそれらに換算すること自体無理である(修士の学位は教育課程
 の科目単位修得が付与条件)。但し、アーカイブズ関連機関勤務者等につい
 ては例外措置として扱う。

 第6条(1)関連:博士前期(修士)課程修了者への1年間の実務経験要件は
 採用しない。教育の一環としての「インターンシップ」としての実習は有益
 であるが、実務経験は教育ではない。


⇒厳しすぎる。非常勤で史料保存機関に勤めている人間にとっては、大学院で
 教育を受けることも、研修会に参加することも不可能。非常勤の立場では仕
 事で知り得たことを論文にできない。検索手段作成は集団で行っており、名
 前が残らないから個人の業績にはならない。


⇒①現場の人間が資格を取得しづらく、学生などが資格を取りやすいのではな
 いか。現場では、日々の仕事に追われ、なかなか研究論文の執筆が出来ない
 という人もいるのではないか。逆に学生にとっては、専門がアーカイブズ学
 であるか否かを問わず、博士前期(修士)課程に在籍し、単位をとってアー
 カイブズ学風味の修士論文を書いて、1年働けばアーキビストになれる。
 ②アーキビスト資格委員会の論文等の審査基準を明確にしていただきたい。


⇒第6条の資格要件に入っている「アーカイブズ機関等」とは何であるか。
 「別表2・アーカイブズ機関等における実務経験の基準」があるが、その機
 関が「アーカイブズ機関」にあたるかどうかはどのように判断するのか?
 また担当している業務が「アーカイブズに関する実務」にあたるかどうかは、
 詳しい職務経歴書を提出させる必要がある。


⇒認定申請資格を会員に限ることの理由はいかなるものでしょうか?


⇒アーキビスト登録申請時において正会員であることを要件としないほうが良
 い。幅広く門戸を開くことで、仲間内の資格制度という印象を避け、資格制
 度に客観性を付与する意味で。



【アーキビストを育成する博士前期課程に関する要件(別表1)】

⇒[a]7分野を同じ比重で把握するのでなく、必修科目・コア科目と選択科目・
 関連科目のように構造的に把握した方が現実的である。
 [b]アーキビスト養成カリキュラムのガイドラインともなるものなのに「ア
 ーキビスト」を主題とする科目がなく、また「序論」は曖昧であり、訴える
 力が弱いので、「1 アーカイブズ学序論」を「アーキビスト論」と修正し、
 確固としてアーカイブズを社会のために保存するプロフェッショナルとして
 のアーキビストの職業倫理と意識を育成する科目とすることを提案する。
 [c]これまでのアーキビスト教育についての諸提言における教育内容(収集・
 評価選別・編成・記述・保存・活用・文書館運営など)のほとんどが「6 ア
ーカ
 イブズ管理論」に含まれているので、単位数を4単位に増加するか、いくつか
 に分割すべきである。
 [d]そのうえで「アーキビスト論」と「アーカイブズ管理論」の2分野を必修科
目
 とし、それ以外の5分野を選択科目とし、合計5分野12単位以上履修を要件と
 することを提案する。
 [e]プロフェッショナルとして専門的業務を遂行する知識・技能の水準への到
 達度の判定に、履修・実務経験に加えて試験制度導入を検討することを提案
 する。


⇒養成課程の認定・客観的試験のいずれも欠く今回の提案で審査の客観性を担
 保するのは非常に難しいのではないかと思う。同じような学歴・経歴の複数
 の人から誰かだけが不認定となったとき、それを不満とする人の申し立てに
 どれだけ明確に回答できるか、がこうした仕組みがうまく動くための鍵にな
 るのではないかと思うが、現状ではグレーゾーンが大きすぎ、不安である。
 少なくとも、課程認定か客観的試験か、どちらかを行う必要があると考える。


⇒必修単位としての基本講座の他に、選択科目を認定して分野をまたがる資格
 制度を考えて欲しい。建築など他分野では別表1のすべては必要なく、逆に
 各分野の専門科目が必要となる。技術的な内容の公文書を取り扱う上では、
 産業史資料などの工学的な知識も必要である。別表1の科目は2~3科目の選
 択必修として、それにプラスして各分野の専門科目を加えることにより、さ
 まざまな分野へ開かれた制度にしてほしい。基礎能力・総合性+分野専門性
 を備えた分野毎のアーキビスト制度も検討すべきである(例えば医者がそう
 であるように)


⇒-別表1中「要件」は、学生の習得要件と、博士前期(修士)課程で用意され
 る要件の表現とが混合し、「課程の名称及び授業科目の編成方法・名称」と
 「分野」等との関係が明確でない。

 -別表1中に記述されている修士論文について、それがアーカイブズ学関係で
 あるという確認をどのようにおこなうか、別表4の第1に、それに関連する提
 出書類が見当たらない。

 -アーカイブズ学会が指定する科目単位: 規程(素案)提案の14単位(7分
 野×2単位)以上を規程する意味と根拠が不明。取り敢えず、最低基準を示
 す。アーキビスト以外のプロフェッション(コンサーバターやシステムエン
 ジニア等)の領域科目は基礎的な知識を提供する2単位とし、「記録管理論」、
 「アーカイブズ管理論」、「アーカイブズ研究」を演習や実習科目とする。
 「アーカイブズ法律・行政論」はひとつの分野として成熟していると判断で
 きないので、「アーカイブズ学序論」に含める。つまり、2単位×3科目と4
 単位×3科目、18単位が仮定される。また、演習や実習科目を導入しないと
 すれば、12単位が仮定される。つまり、18単位から12単位の選択肢が想定さ
 れる。なお、「アーカイブズ情報処理論」はコンピュータ学の情報工学ない
 しシステム工学に重きが置かれており、必要な情報学を欠かしているきらい
 があり修正する必要がある。

 [指定する科目単位]
 例示:アーカイブズ論(2単位)・情報検索論(2単位)・レコードマネジメ
 ント論(2~4単位)・アーカイブズマネジメント論(2~4単位)・コンサベ
 ーション論(2単位)・アーカイブズ資源論(2~4単位)

 アーカイブズ学会が指定する研究科専攻および研修コース
 (1)アーカイブズ学会が指定する科目単位を提供する研究科専攻および研
 修コースを、アーカイブズ学会が指定し、それを会告する。
 (2)アーカイブズ学会は、新年度の開講以前に、申込を受けた研究科専攻
 および研修コースで提供される科目単位の内容を検査し、適格と判断された
 期間とそこで提供される科目単位を、アーカイブズ学会が指定する科目単位
 のいずれに該当するかを明らかにして、会告する。
 (3)アーカイブズ学会は、不適格と判断された機関にその事由を明示する。
 (4)アーカイブズ学会は、科目単位の内容に改善されなければならない点
 があると認められる時は、該当機関にその事由を明示する。
 (5)アーカイブズ学会は、該当機関および潜在的機関との連絡を密接に図
 る。ここにいう潜在機関とは、歴史系、情報系(工学系も含む)大学院等上
 記アーカイブズ学会が指定する単位を提供する機関である。


⇒現状のアーキビストには少なからぬ古文書解読力が必要と見受けられますが、
 それは条件になくてもいいのでしょうか? ボーン・デジタル記録に対応す
 る力も必要ですね。たとえば、情報学出身者でもとれる資格になっています
 か? 学芸員や司書資格の単位認定にあたり、厳格な出席管理が行われるの
 が通常ですが、大学院レベルの授業では、いかがですか?修めるべき単位の
 リスト中、アーカイブズ施設の管理について1項目しかでてきませんが、そ
 れでアーキビストは務まりますか?


⇒分野2「アーカイブズ 法律・行政論」の部分に「関連標準」を加える。



【アーカイブズ機関等における実務経験の基準(別表2)】

⇒[a]実務経験を重視することは重要なことであり、賛成である。しかし、そ
 の対象に「(7)その他これらに準ずる機関・施設での活動、及び調査グルー
 プ等によるアーカイブズ保存活動」の後半部分を加えるのは疑問がある。こ
 うした活動が年単位の活動期間になることは難しいこともあるが、多様なグ
 ループがあるのでこの項目は除外しておき、「その他これらに準ずる機関・施
 設での活動等」とすることを提案する。
 [b]7分野、14単位履修を義務づけるアーカイブズ学を研究教育する博士前期
 課程修了者と、それ以外の修了・卒業者との知識・技能の差を実務経験だけで
 カバーすることは不可能であり、アーカイブズ課程修了者に要求する知識・
 技能と整合性がないように見える。
 [c]「バイト」に専門的業務を行わせる事例は少なく、専門的業務の実務経
 験がなくてもアーキビスト登録が可能になる可能性があるので、「バイト」を
 除外するとともに、実務経験は「専門的業務を内容とする」ことに限定するこ
 とを提案する。


⇒建築士制度発足時のように、既存の人に無条件で(もしくは優遇して)資格
 を与えることは必要である。


⇒別表2のイ)中の(4)、(6)、(7)の機関がアーカイブズであるかどうか
 の判定は、申請者、または資格委員会がおこなうのか明示されていない。


⇒参考資格制度が臨床心理士等とのことでしたが、例えば、建築士や技術士と
 いったものは参照されたのでしょうか。実務経験のカウントの仕方について
 も他の資格を参照されたのでしょうか。



【アーカイブズ学に関する業績の基準(別表3)】

⇒業績の基準を挙例しているなかの「国立公文書館養成課程」受講者は既就職
 者が中心であり、「アーカイブズ・カレッジ」に参加しやすいのは、既就職者
 と関東地区の大学院である。遠隔地にいる大学院生は経済的負担が大きく、
 参加は困難なので、この項目を削除し、東京で開催する研修会等を要件とし
 ないことを提案する。


⇒大学や専門組織に所属する人以外に受験の門戸を開く上で必要である。日々
 貴重な資料と向き合い、整理・保存・活用しているのは、そうした個人が多
 いのが現状である。本業以外の僅かな時間を費やして取り組むそれらの人々
 を切り捨ててしまうような制度にならないようお願いしたい。理論とともに
 実学も重視する必要がある。大学で課程修了しても、実務においてすぐには
 使えるものとならない。また、制度案では学が先に立って実務が加わってい
 るが、その逆も必要である。アーキビストとしての即戦力の養成、実務家を
 養成するためには、座学とともに、実習制度も充実させていく必要がある。
 そのため、必ず1つの資料群を整理することを義務付けたインターン制度が
 必須である。


⇒「別表3・アーカイブズ学に関する業績の基準」のなかで「なお、論文・著
 作がアーカイブズ学にかかわるかどうか(『アーカイブズ学研究』など査読
 付きの論文を除く)については、アーキビスト資格委員会が判断する」とあ
 るが、査読があるアーカイブズ学以外の学会誌や紀要に載った論文について
 「アーカイブズ学にかかわるかどうか」というアーキビスト資格委員会の審
 査を経ずにアーカイブズ学の論文として認めることになるのか。


⇒別表3「アーカイブズ学に関する業績の基準」のうち、「未発表の・」の一
 文について。「そのうち一本は・・・アーカイブズ業務に関わる資料目録、
 調査報告書、展示図録等の改題、データベースなどで代替することができる」
 とある部分について。
 -「未発表」や「私家版」も対象とするのか。
 -勤務先や出向先で担当している非公開のデータベース整備業務なども含む
 場合、単なる入力作業経験ではなく、システム改修等に関わる部分もカウン
 トするのか。もしカウントする場合、ガイドライン的なものは公表していた
 だきたいと思う。
 -「草の根アーキビスト」として、ボランティアでがんばる人たちも頑張れ
 ば資格に手が届くものと私の立場では理解しているが、そのお立場の方から
 みてどうかについて、まだ確認されていないようなら、一度確認することを
 提案する。



【登録申請(第7条) 登録申請提出書類(別表4)】

⇒別表4の「単位履修証明書」は「単位習得証明書」の誤りか。
 7 登録申請に係る手続き等
 [考え方]
 (1)試験・論文提出等を要件としない。
 [申請書類]
 共通:資格登録申請書
 ▽第1種アーキビスト
 ○共通:大学院研究科修了証明書/学位記写
 ○制度施行後博士前期(修士)課程修了者:単位修得証明書*
 ○制度施行前後博士前期(修士)課程修了者:単位修得証明書*
 ○科目単位認定申請書(シラバス写/担当教員記載添付)
 ○制度施行前博士前期(修士)課程修了者・アーカイブズ連機関10年以上勤
 務者等:職務経歴書
 *国文学研究資料館アーカイブズ・カレッジ長期コース修了者は修了証書写
 添付。
 ▽第2種アーキビスト
 ○共通:大学卒業証明書/学位記写
 ○制度施行後4年制大学卒業者: アーカイブズ学会研修会修了証書写
 ○制度施行前4年制大学卒業者・アーカイブズ関連機関10年以上勤務者等:
 アーカイブズ学会研修会修了証書写職務経歴書



■■第4章 登録■■

【審査(第8条)】

 とくになし



【登録(第9条)】

⇒それなりの認定料、更新料を要求されると考えられますが、資格認定により、
 それに見合った収入が見込まれるのでしょうか? また、その費用で学会は
 認定にかかる事務経費等をまかなえるのでしょうか?



【登録期間(第10条)】

⇒有効期限5年間としたこと→説明がないためにその適否が判断できない。



■■第5章 更新と喪失■■

【更新の申請(第11条)】

⇒5年以内の更新は無理があり、制度疲労を起こす可能性がある。まずは永久
 資格にしておいて、資格が普及したら品質の向上を目指して更新制度を付加
 するのが望ましい。


⇒(1)1980年代以降のアーカイブズ学の理論と実務の進展状況を鑑み、実績
 申告は導入しないで、5年間に1回の研修会受講を要件とする。
 (2)研修会は、1週間を基本とし、最新の理論と実務が提供され、レポート
 が課せられることが望ましい。
 (3)開催主体は、学会、関連団体および関連機関の共同開催のほか、学会
 が指定する研修会も考慮する。
 (4)開催地を例えば全国を5ブロックに区分して巡回するなど、地域間格差
 の解消が考慮されなければならない。
 (5)研修会講師は研修会受講義務免除が望ましい。



【登録更新に必要な実績(別表5)】

⇒5年ごとに登録更新することは重要なことであり、賛成である。しかし、15
 ポイント以上取得が登録更新要件で、そのうち「著書20ポイント」とあるが、
 これは不要であろう。「著書20ポイント」を「著書15ポイント」に変更するこ
 とを提案する。


⇒別表5中の論文等、アーカイブズ機関等、アーカイブズ関連資格判定は、申
 請者または資格委員会がおこなうのか明示されていない。


⇒研究・学習の重視と実務経験の軽視が問題。細かい問題点は以下の通り。
 ①全体的に研究実績のポイントが高すぎる。特に著書20ポイントとは更新に
 必要な15ポイントを超えている。
 ②研究発表と司会が同じ4ポイントというのは解せない。発表者と司会では、
 準備に費やす時間が全く違うのではないか。
 ③研修会の修了或いは授業の履修のポイントが、実務経験に比べて高い。例
 えば週5日働いて1年で2.5ポイントなのに対し、週1日4コマとれば16ポイン
 トというのはどう考えても不公平である。
 ④アーカイブズ学関連資格とは何か、具体例をいくつか挙げるべきである。
 ⑤実務は「実務経歴書」を提出させれば審査できる。



【更新の審査及び承認(第12条)】

 とくになし



【資格喪失(第13条)】

⇒学会は、別途アーキビスト倫理綱領を同時に定め、それに抵触しアーキビス
 トの名誉を損なう行為を行った場合は資格を取り消すことを明記する。



【登録アーキビストの取り消し(第14条)】

 とくになし



■■第6章 雑則■■

とくになし



■■その他(制度全般について等)■■

⇒[a]アーカイブズ学会を、公益法人にすることです。資格試・験の判定は、
 アーカイブズ学会が中心となると思いますが,学会が公益法人のほうが、国
 家資格には及ばないにしろ、信用力が上がると思います。
 [b]福田康夫元内閣総理大臣にご協力いただいて、内閣府の承認を得ること
 です。はじめに紆余曲折あるのは仕方がないことだとは思いますが、ご理解
 のある、行政・司法・立法府の皆様のご協力は欠かせないと思います。


⇒このテーマで2回、東京で研究集会(せいぜい50名、うち20名以上は役員)
 を行い、ウェブ上でパブコメ(何件集まっているのか)を募集しただけで
 「学会の内外から広く意見を取り入れ」(素案2ページ、答申からの引用)
 たことになるとは思えない。あと2-3回、関西、東北などに出向いて研究集
 会を開催してはどうか。あるいは会長、副会長などが要望のあるところに出
 向き、小さくても意義のある意見交換ができる場を持ってはどうか。このま
 までは資格制度創設は地方のアーキビストにとって「遠いどこかで起こって
 いる関係のないこと」になってしまいそうに思えてならないからである。


⇒社会システムと資格制度とのあいだに齟齬が生まれないか。例えば、制度上
 アーキビスト有資格者の登録が必要とされていても、実働しないケースが出
 てくる可能性がある。一方で、資格の権威付けは必要となる。度設計、認定
 数の見込みにあたり、アーキビストとして日本で何人必要であると想定して
 いるのか、お教えいただきたい。


⇒第1 手続き上の基本的な問題点
 (1)「アーキビスト資格と登録アーキビストに関する規程(素案)」の条文
 に整備されていない点がみられること (第5条、第6条、第11条を例示)
 (2) 規程(素案)にもりこまれた事項について説明がないためにその適否が
 判断できない
 (3) 資格認定制度にいたる手続きは内容の十分な検討を保証していないこと
 -上記2点を速やかに検討し、学会員に公表すべきである。
 -学会員の検討のために、2011年3月31日付「アーキビスト資格認定制度検討
 委員会の答申書「アーキビスト資格認定制度」に関する答申について」を学
 会ホームページに掲載するべきである。
 -あわせて今後のスケジュールを再検討し、学会員に公表すべきである。

 第2 規程(素案)の内容についての意見
 以下の基本的な考え方にもとづいて検討し、改正の方向を列記する。
 [基本的な考え方]
  1 資格要件を簡明にすること
  2 申請者の負担を軽減すること
  3 資格審査に伴う学会の労力を軽減すること

 1 アーキビストの定義
  [考え方] 大学院設置基準第3条に根拠をおいた定義とする。
  [定義] 「アーカイブズとレコードに関し広い視野に立つ体系的な学識と
  研究能力および高度な実務能力を持つ専門職」
 2 アーキビスト資格とその要件の構成→該当条文の箇所へ転載


⇒アーカイブズ学会が考えているアーキビスト像を具体的に示すべきだ。


⇒1~3のことを希望します。
 1 認定の公正性、透明性の担保
 2 アーカイブズ学修士を獲得して、週4日以上専門職として働ける職場の確保
 3 明確なるアーキビスト像の提示


⇒MLAの機能をもつ組織に所属していても、アーカイブズ分野の専門性を理解
 する部下や上司は少ない現状がある。また厳しい雇用条件でも、アーキビス
 トめざしてがんばる若い世代にとって心の支えが必要である。アーキビスト
 になりたい。その一念で、アーカイブズ分野で心血を注いで関わってきた人
 たちのがんばりが正当に評価されない現状を改善するためにも、資格制度は
 早く実現して欲しい。現状の登録制度の基準は、幅広く目くばりされた内容
 だと評価する。あとは実際の運用段階で、対応していけばよく、慎重になり
 すぎるあまり登録制度が遅れることのないようにしていただきたい。


*…………………………………………………………………………………………*
(ここまでパブリックコメント)
office@jsas.info
	
15:37 (4時間前)
		
To news
===================================

       * 日本アーカイブズ学会からのお知らせ *

                日本アーカイブズ学会事務局
                2011年11月17日号

===================================


***東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。***


このメールは入会申込時に個人用の電子メールアドレスを記載された会員各位
に対して、学会から各種情報をお届けするものです。


●本号では、本会行事1件についてお知らせいたします。


◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
  <行事案内>

■本会研究集会「アーキビスト資格制度の実現に向けて:学会提案を議論する
 Part2」開催■

◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇

本年度の第二回目の研究集会開催が近づいてまいりました。
おさそいあわせの上、ご参加くださるようお願いいたします。

日時:2011年12月18日(日) 13時30分~17時
会場:筑波大学東京キャンパス文京校舎 1階122講義室
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
 〔最寄駅〕丸ノ内線茗荷谷駅下車「出口1」徒歩2分程度
参加費:無料
テーマ:「アーキビスト資格制度の実現に向けて:学会提案を議論する Part2」

【プログラム】
13:30 開会挨拶 高橋実会長
13:35 会長提案に対する意見の紹介と修正の方向について
(資格認定制度創設準備委員会)
14:15 意見発表
・昌木裕司氏(帝国データバンク史料館)
・三輪宗弘氏(九州大学)
14:55 休憩
15:10 全体討論
17:00 終了


☆事前の参加申し込みは不要です。直接ご来場ください。

(小林)

内閣府大臣官房公文書管理課 任期付職員募集

職名:内閣府事務官(内閣府大臣官房公文書管理課 専門職)(係長クラス)
   電子公文書管理担当の専門職(1名)
雇用期間:平成24年1月1日から平成25年12月31日までの2年間(予定)
応募締切:11月9日(水)必着

※詳しくはhttp://www8.cao.go.jp/jinji/saiyo/sonota/をご覧下さい。

(古賀)

埼玉県で学芸員(近代史)募集

受験資格
 学芸員資格取得者又は平成23年度中に学芸員資格取得見込みの者で、
 昭和51年4月2日以降出生の者(国籍不問)。

第一次選考
 平成23年11月28日(月曜日)

※詳しいことはhttp://www.pref.saitama.lg.jp/page/gakugei-saiyou.htmlでご覧ください。

(小林)

■アーカイブズへのアクセスに関するICA原則草案

国際アーカイブズ評議会(ICA)は2011年、Principles of Access to Archives
の草案を発表しました。
同会のサイトに掲載されています。
http://www.ica.org/9400/news-events/principles-for-acces-to-archives-give-your-opinon-now.html
アーカイブズ資料の公開・提供について10点にわたる原則を述べた後、実務
上の具体的課題についてのガイドラインと書式を示しています。
ICAは現在、この草案についての意見を募集しています。

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

三井文庫研究員・主任研究員(日本近代史担当)公募

仕事内容:
・日本近代経済史の研究。特に、当文庫所蔵史料を用いた
 三井財閥(三井合名会社、三井鉱山、三井銀行、三井物
 産など)の歴史研究。
・史料の調査・収集・整理
・データベースの作成
 など

募集人員:1名 研究員もしくは主任研究員
応募資格:博士号取得者、またはそれと同等の研究業績が
     あること(大学院博士課程在学者も可)。
募集期間:2011年09月05日から 2011年10月31日まで 
     10月31日までに書類必着

※詳しいことはhttp://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=0&id=D111090071&ln_jor=0
 でご覧下さい。

(小林)

滋賀県野洲市平成24年4月1日採用市職員募集

【学芸員】
 【採用予定】・・・ 1人
 【受検資格】・・・○昭和56年4月2日から平成2年4月1日までに生まれた人
            ○大学又は大学院で歴史学等を専攻し卒業(短期大学を除く)した者又は
             これに準じる能力を有する人
            ○学芸員資格を有する人又は平成24年3月31日までに資格取得見込み
             の人
            ○古文書資料調査に従事した経験を有し、近世文書が解読できる人
 【1次試験】・・・平成23年10月16日(日)午前10時~ 教養試験(択一式)、実技試験(記
           述式)
 【試験会場】・・・野洲市中主防災コミュニティセンター
 【申し込み・問い合わせ】・・・9月5日(月)から9月20日(火)までの間に所定の申込用紙に
  必要事項を記入し、人事課(〒520-2395 小篠原2100-1、℡587-6088、
  Fax587-4033)へ持参又は郵送

 ※ 申込用紙は、人事課にありますので直接又は郵便で請求してください。
  郵便の場合は、封筒の表に「学芸員試験申込用紙請求」と朱書きし、返信用封筒(A4版に
  140円切手貼付・宛先記入)を同封してください。

※詳しいことはhttp://www.city.yasu.lg.jp/doc/soumubu/jinjika/2011090101.htmlでご覧ください。

(小林)

国立公文書館アジア歴史資料センター非常勤職員募集

1.職種:調査員(学術的専門性を必要とする業務を行う事務職 下記4.の職務内容参照)
2.雇用形態:非常勤(月曜日から金曜日のうち週4日勤務、勤務曜日は本人の希望を踏まえ決
  定します)
3.雇用期間:平成23年10月1日から平成24年3月31日まで(予定)(但し勤務成績等により更新
  可能。)
4.職務内容:
 (1)アジア歴史資料センターがインターネット上に公開する電子画像及び目録データの確認、
  照合等の公開準備(データベース構築作業)
 (2)公開済みデータベースの修正(遡及作業)
 (3)ホームページに掲載される「インターネット特別展」及び「アジ歴トピックス」の作成、
  公開準備(資料選定、原稿執筆等)
 (4)その他、上記に付随する業務及びセンターの運営に係る諸業務の補助

※詳しいことは国立公文書館のサイトhttp://www.archives.go.jp/でご覧ください。

(小林)

■国立公文書館の非常勤職員募集

国立公文書館が、非常勤の研究員1名を公募しています。
資格は以下の通りです。
----------
+国文学(特に中世、近世文学)を大学院修士課程で専攻し、修了した者
+史学(特に日本中世史から近世史)を専攻し、大学院修士課程を修了した者
上記に掲げる者と同等の知識・能力を有し、概ね3年以上の実務経験がある者
----------
職務内容は、「主に、内閣文庫関連の古書、古文書等の調査研究」です。
募集期限は、平成23年8月24日(水)必着です。
詳しくは、同館のサイトの「公文書館ニュース」をご参照下さい。
http://www.archives.go.jp/

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■外務省外交史料館の非常勤職員募集

外務省が、外交史料館で勤務する非常勤職員を募集しています。
業務内容は、「外交史料の保存管理業務」です。
応募資格は以下の通りです。

----------
応募に際しては以下の項目を参考にして下さい。
(イ)紙史料の保存・補修についての専門的な知識を有すること。
(ロ)保存環境の管理(温湿度,環境pH等)や紙史料の状態調査(pH測定,
紙力測定等)を実施した経験を有することが望ましい。
(ハ)パソコンの操作が充分にできること。
----------
応募締切は、平成23年10月11日(火曜日)です。
詳しくは、同省のサイトをご参照下さい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/index2.html

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■神戸大学経済経営研究所附属企業資料総合センターの助手・助教(アーキビ
スト)募集

神戸大学経済経営研究所附属企業資料総合センターが、助手ないし助教1名を
募集しています。
応募資格は、「国内または海外の大学・大学院を卒業・修了した方、あるいは
平成23年度中に卒業・修了見込みの方で、資史料管理に関して専門知識を有する
方」です。
職務内容は以下の通りです。

----------
・図書・資料の受入・分類・整理
(図書・資料は、社史、有価証券報告書、企業発行の各種文書類など企業関係
が中心)
・利用者へのレファレンス・サービス
・所蔵図書・資料の保存管理・研究利用支援
(明治期以降の文書・帳票類、マイクロフィルム等を含む)
・所蔵データベース情報の整備
・その他
----------

応募締切は、平成23年9月21日(水)必着です。
詳しくは、同研究所のサイトの「お知らせ」をご参照下さい。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■京都大学総合博物館の教務補佐員募集

京都大学総合博物館が、教務補佐員1名を募集しています。
職務内容は、「京都大学研究資源アーカイブの研究資源管理・管理技法研究の
補助(研究資料・学術標本等のメタデータ採取・入力、デジタル化、保存措置、
閲覧対応)」です。
資格等は以下の通りです。

----------
大学卒業以上(大学院修士課程または博士前期課程修了以上が望ましい)で
図書館または文書館での補助業務経験のある者
司書資格を有するか、次のアーカイブズ関係研修修了者を優先します。
・ 国立公文書館「公文書館等職員研修会」、同「公文書館専門職員養成課程」
・ 国文学研究資料館「史料管理学研修会「アーカイブズ・カレッジ」」(国文
学研究資料館史料館主催分を含む)
----------

応募締切は、平成23年8月26日(金曜日) 必着です。
詳しくは、同大学のサイトをご参照下さい。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news3/2011/110826_1.htm

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

<資格制度に関するパブリックコメント募集>

■日本アーカイブズ学会提案「アーキビスト資格制度の実現に向けて」
 に関するパブリックコメント募集のお知らせ            ■

◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇

本会では、先の2011年度総会で報告された「アーキビスト資格認定制度」に関
する答申を受けて、この度「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト(仮称)」
の資格認定制度創設についての提案を行いました。
http://www.jsas.info/modules/soukai04/shikakuteian.pdf

今回の提案を土台として、資格制度実現に向けての積極的なご意見を下記の要
領で広く募集いたします。


【意見送付方法】郵送またはEメール

【意見送付先】日本アーカイブズ学会事務局

(住所)
 〒190−0014
 東京都立川市緑町10−3
 国文学研究資料館 高橋実研究室気付
 日本アーカイブズ学会事務局

(E-mailアドレス)
 office※jsas.info

【締め切り】2011年9月16日(金)


本会提案「アーキビスト資格制度の実現に向けて」は下記をご参照ください。

http://www.jsas.info/modules/soukai04/shikakuteian.pdf

(小林)

国立公文書館非常勤職員の募集(修復業務)

職 種 修復業務
雇用形態 非常勤
雇用期間 平成23年9月1日から平成24年3月31日(勤務成績等により更新 することも可能)
資 格 高卒以上(和装本の修復に関する知識・経験不問、初心者可)
就業時間 9:15~17:00

※詳しいことはhttp://www.archives.go.jp/でご覧ください。

(小林)

神戸大学経済経営研究所附属企業資料総合センター助手・助教(アーキビスト)の募集

書類提出期限:平成23年9月21日(水)必着

詳しいことはhttp://www.rieb.kobe-u.ac.jp/index-j.htmlでご覧ください。

(小林)

尼崎市地域史料研究業務従事嘱託員(産休代替)募集

募集期間:平成23年8月1日(月曜日)~8月10日(水曜日)午後5時30分
    (郵送の場合も8月10日必着)
採用予定人数:1人
職務内容:尼崎市立地域研究史料館の史料調査・整理・公開等業務
     (1)尼崎市域の古文書等、歴史資料の調査・整理・保存・公開事務
     (2)市史等歴史刊行物の調査・編集事務
     (3)窓口市民応対、講座の実施、施設管理運営等、
       地域研究史料館事業に関わる事務

詳しいことはhttp://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/をご覧ください。

(小林)

■学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻の助教公募

学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻が、助教1名を公募して
います。
職務内容は以下の通りです。
----------
(1)アーカイブズ学専攻の研究教育に関する専門的事務を担当する。
(2)アーカイブズ学専攻の研究教育活動に参加し、採用後2年目からは同
専攻の授業を担当することがある。
----------
応募資格は以下の通りです。
----------
次のすべての条件を満たす者。
(1)修士の学位を有すること。博士の学位または、それに相当する学識を
有することが望ましい。
(2)アーカイブズ学または、それに密接に関連する分野の研究業績と、
アーカイブズ学の研究教育への強い意欲を有すること。
(3)すぐれた外国語能力を有すること。
----------
応募締切は2011年9月30日です。
詳しくは、同専攻のサイトをご参照下さい。
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■アジア歴史資料センターの研究員募集

アジア歴史資料センターが、非常勤の研究員1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。
----------
(1) アジ歴が提供する資料の目録データや画像データに関する調査
(2) アジ歴が企画するホームページ上の特別展等に係る企画運営
(3) 国内外のセミナー等における日本語、英語等でのプレゼンテーション、
広報活動等
(4) 国の機関、地方行政機関及び海外に散在している我が国の公文書等に関
する調査
(5) その他、上記に付随する業務
----------
応募資格は以下の通りです。
----------
(1) 大学院修士課程修了以上又はこれと同等以上の学力を有し、我が国の
近現代史についての知見を有する者
(2) 外国語(英語)能力の優れた者
(3) デジタルアーカイブシステム(ホームページ、データベース等を含む)
についての知見がある者
(4) 学術研究機関、教育機関、行政機関等での勤務経験があることが望ま
しい
----------
応募締め切りは平成23年8月10日(必着)です。
詳しくは、同センターのサイトをご参照下さい。
http://www.jacar.go.jp/news.html

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(小林)

■報告書「公文書管理条例の制定に向けて〜より良い公文書等の管理を目指し
て〜」

地方公共団体公文書管理条例研究会が、標記の最終報告書をまとめました。
報告書の全文は、ARMA東京支部のサイトの「What's New」で公開されています。
http://www.arma-tokyo.org/index.htm
同研究会は、ARMA東京支部、記録管理学会、日本アーカイブズ学会、全史料協
(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)及び自治体の有志により構成されて
います。
報告書には、研究会の成果として、公文書管理条例に関する論点整理、逐条
検討、参考情報が収録されています。

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(小林)

■三井文庫の研究員募集

三井文庫が、研究員1名を公募しています。
仕事内容は以下の通りです。
----------
・近世社会経済史の研究(特に当文庫所蔵史料を用いた研究)
・史料の収集・整理
・史料集の編纂
など
----------
応募資格は以下の通りです。
----------
・修士号取得済、またはそれと同等の研究業績があること。
・近世文書を用いた研究能力があることが望ましい。
----------
募集期間は2011年7月29日までです。
詳しくは、JREC-INをご参照下さい。
http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=4&id=D111060983&ln_jor=0

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(小林)

■国文学研究資料館の准教授募集

国文学研究資料館が、准教授1名を公募しています。
業務内容は、「日本近世史及び史料学の研究を行うと共に、史料の整理と目録
編成及び大学院教育等を担当する」です。
応募資格は以下の通りです。
----------
(1)博士の学位を取得している者、またはそれと同等以上の学力を有する者。
(2)日本近世史料の十分な読解力があり、史料学研究に携わる意欲と能力が
ある者。
また、日本文学研究等と連携し、共同研究等を推進する能力を有する者。
(3)日本語を母語としない場合、業務に支障がない日本語能力を有する者。
----------
応募締切は平成23年7月29日(金)(必着)です。
詳しくは、同館のサイトをご参照下さい。
http://www.nijl.ac.jp/pages/advertisement/

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(小林)

国立公文書館 非常勤職員採用

職 種 一般事務(目録作成、出納業務等)
雇用形態 非常勤
雇用期間 平成23年7月1日から24年3月31日(勤務成績等により更新することも可能)
資 格 高卒以上で、パソコン(Word、Excel等)の基本操作ができる方
就業時間 9:15~17:00
休憩時間 45分
週勤務日数 週3日(当館が指定する曜日)
賃 金 時給980円以上(経験年数による)
休 日 土日祝日
就業場所 東京都千代田区
仕事内容 一般事務補助(パソコン入力、ワープロ・表計算等による文書の作成)、
資料出納業務、その他
採用人数 若干名

詳しいことは国立公文書館のサイトでご覧ください。

(小林)

東京文書救援隊が発足

被災した紙媒体資料を救う手伝いをするボランティアグループ
東京文書救援隊が発足しました。

詳しいことはhttp://toubunq.blogspot.com/でご覧ください。

(小林)

■大阪府公文書館の非常勤嘱託員の募集

大阪府公文書館が、非常勤嘱託員2名を募集しています。
職務内容はそれぞれ以下の通りです。
古文書整理業務
----------
・古文書の解読と目録の作成
・補修する資料の選別
・補修・マイクロ化・デジタル化事業にかかる資料の作成
・成果物のチェック及び上記事業に関する事務作業全般
・その他歴史的公文書資料の登録や整理業務
----------
歴史的公文書整理業務
----------
・補修する資料の選別
・補修・マイクロ化・デジタル化事業にかかる資料の作成
・成果物のチェック及び上記事業に関する事務作業全般
・その他歴史的公文書資料の登録や整理業務
----------
応募資格はそれぞれ以下の通りです(一部)。
古文書整理業務
----------
(1) 年齢、性別は問いません。
(2) パソコン(ワード及びエクセル)操作による情報管理・処理が行える人。
(3) 江戸、明治期のくずし字で書かれた古文書を解読する能力を持ち、古文書
の整理業務もしくは研究業務に従事した経験のある人。
----------
歴史的公文書整理業務
----------
(1) 年齢、性別は問いません。
(2) パソコン(ワード及びエクセル)操作による情報管理、処理が行える人。
(3) 公文書もしくは図書等の整理業務に従事した経験がある人(司書資格を
有する人が望ましい。)。
----------
受付締切はともに平成23年5月10日(火)です。
詳しくは、大阪府公文書総合センターのサイトをご参照下さい。
http://www.pref.osaka.jp/johokokai/archives/index.html

from Daily Searchivist http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

                      2011年4月11日
報道関係各位
                   saveMLAKプロジェクト

 saveMLAK - 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)
      の被災・救援情報サイト、始動

東日本大震災を受け、博物館・美術館(Museum)、図書館(Library)、
文書館(Archive)、公民館(Kominkan)(以下、MLAK)の関係者及び
支援者では、上記各施設の被災情報・救援情報を集約した「saveMLAK
 - 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の被災・救援情
報サイト」(以下、saveMLAK)を開設しました。情報の集約と集約し
た情報に基づく、円滑な支援の実施のために、本サイトの存在を広く
周知したく、記事掲載等をお願い申し上げます。

 saveMLAK - 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の
          被災・救援情報サイト
          http://savemlak.jp/

saveMLAKは、東日本大震災で被害を受けた被災地域の文化・歴史を支え、
地域の交流・学習・情報拠点としての役割を担ってきた博物館・美術館、
図書館、文書館、公民館の被災・救援情報を集め、その情報を共有する
ことを目的としたサイトです。現在は被災情報をおおむね集約し、現地
が必要とする救援情報の集約を進めつつあります。すでに専門知識を有
する多数のMLAK関係者及び支援者からボランティアの申し出を多数いた
だいており、現地とボランティアの適切なマッチングを図りながら、現
地の復興支援を進めてまいります。

しかし、ご存知のように被災地は依然として寸断され、現地で必要とす
る支援が明確でない状況にあります。saveMLAKでは、現地が必要とする
支援の情報を積極的に収集・発信してまいりますので、報道各社はもと
より個人の方々からの積極的な情報提供を歓迎いたします。

また、MLAKの施設と機能の復興と、それによる被災者・被災地の復興
支援に携わるボランティアの申し出も引き続き受け付けてまいります。
重ねてのお願いとなりますが、広くご周知いただけますと幸いです。

 saveMLAK専門技能ボランティア(プロボノ)登録フォーム
       http://bit.ly/saveMLAKform

なお、来る4月23日(土)には、学習院大学(目白)にて緊急討議
「東日本大震災 被災支援とMLAK−いまわたしたちにできることは」
を開催いたします。多くの方々にご参集いただきたく、あわせて広報
にご助力賜れますと幸いです(詳細添付ファイル参照)。
http://p.tl/8OoC

【お問い合せ先】
saveMLAK パブリック・リレーションズ担当:岡本、山村、北岡
E-mail: pr※savemlak.jp
電話:070-5467-7032(岡本)
住所:神奈川県横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F さくらWorks<関内>
アカデミック・リソース・ガイド株式会社 内 saveMLAKプロジェクト

saveMLAK プレスリリースhttp://p.tl/VX27
   * プレスリリース本文 http://p.tl/AMq_
   * saveMLAKのWebサイトスクリーンショット http://p.tl/HC3S
   * saveMLAKロゴ http://p.tl/FyDf
-------------------------------------------------------------------------------

(小林)

■関西大学総合情報学部の教員募集

関西大学総合情報学部が、「デジタルアーカイブ論」を専門分野とする専任
教員1名を募集しています。
担当予定授業科目は以下の通りです。
----------
「アーカイブ学」「コンテンツ論」「文化情報管理」などの専門分野に関連
する講義科目、実習科目、演習科目(卒論指導を含む。)
----------
応募資格は以下の通りです。
----------
(1)博士の学位を有する方、もしくはこれと同等以上の研究業績を有する方
(2)大学院において、授業担当が可能であるか、又は数年以内に可能となる
研究を行っていることが望ましい。
(3)日本語で講義、論文指導等が可能な方。
----------
応募締切日は平成23年5月31日(火)です。
詳しくは、同学部のサイトをご参照下さい。
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_inf/news/2011/04/_23531.html

from Daily Searchivist

(小林)
ADMiC懸賞論文募集

ADMiCが文書管理に関する懸賞論文の募集を開始。

ADMiC
http://www.admic-akf.jp/

懸賞論文の募集
http://www.admic-akf.jp/news/2011ronbunyoukou.pdf

(小林)

ICA国際文書館評議会、Communication Officerを募集

応募締め切りは4月12日、第一次選考通過者は、5月初旬にパリのICA事務局で
面接があります。

詳細情報はICAのウェブサイトから下記リンクをたどってください。
http://www.ica.org/7611/news-events/ica-vacancy-notice-communication-officer.html

(小林)

博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の被災・救援情報サイト

・saveMLAK
  - 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の被災・救援情報サイト
 http://savemlak.jp/

Twitter

・Googleグループ - saveMLAK - 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館
 (MLAK)の被災・救援情報サイト運営グループ
 http://groups.google.com/group/saveMLAK?hl=ja
・saveMLAK (saveMLAK) on Twitter
 https://twitter.com/saveMLAK

(小林)

■滋賀県立琵琶湖博物館の非常勤嘱託員募集

滋賀県立琵琶湖博物館が、「歴史資料整理」業務に従事する非常勤嘱託員を
募集しています。
業務内容は以下の通りです。
----------
古文書等博物館資料の収集・整理・保管・公開に関わる業務
IPMの推進、収蔵庫管理(温湿度の検証、防虫防バイ対策)等に関わる作業
----------
必要な能力は以下の通りです。
----------
日本近世史を専攻し、古文書の読解、整理に熟練していること
史料保存に関する知識を持ち、経験を有すること
----------
応募締切は2011年4月13日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照下さい。
http://www.lbm.go.jp/active/about_us/syokuin-bosyu/shktk11_rekishi.html

frin Dayly Searchivist

(小林)

Q&A 災害時の法律実務ハンドブック

アーカイブズとの直接の関係はありませんが、有用なものだと思いますので、
紹介します。

『Q&A 災害時の法律実務ハンドブック』 関東弁護士会連合会編集 平成18年(2006)刊
テキストで全文が読めます。
http://www.sn-hoki.co.jp/shop/zmsrc/qa50593/mokuji.htm

(小林)

[山形文化遺産防災ネットワーク]参集の呼びかけ

山形県内の歴史系諸分野関係者の皆さまへ

 このたびの東北太平洋沖大地震にあたって諸対応ご苦労様です。
 太平洋側の甚大な被害については、皆さまご周知のところかと存じます。人命救助も、
避難所の支援も、まだまだ不十分な状況が続いております。しかし、事態は刻一刻と
変化しております。間もなく県内でも公共交通、ガソリン供給が回復する見込みです。
 この甚大な被害の中に、宮城や福島では文化財レスキュー活動の準備を進めていると
ころです。私たちは、東北の仲間として、同じ歴史系諸学問を学ぶ仲間として、物心と
もに、可能な限り、宮城福島岩手などの仲間を支えていきたいと考えております。
 このたび、この支援活動の実施に当たって、下記の通り会合を催したいと考えており
ます。これまでの被災情報などを報告し、現地の課題などをご報告した上で、皆さまの
お力、お知恵をお借りして、これからの取り組みを相談して参りたいと考えております。
 これまでは研修や情報提供でございましたが、今回はわずか数10キロ先の現実の、直
面する課題です。私たち一人一人の手に、東北の歴史遺産、文化財の命運が掛かってお
ります。
 専門、組織、肩書、知識の有無その他、問うものはございません。目的は、ただ一点
「協力して文化財を救済する」だけです。個人、組織を問いません。どうか、参集よろ
しくお願いいたします。

        記
日時:3月26日(土)14:30〜16:30
場所:県立博物館講堂
内容:(1)被害の速報
   (2)宮城ネット、福島ネット、各地の資料保存ネットの状況
   (3)山形ネット事務局の提案
   (4)山形の活動方針及び具体的行動の検討
   (5)その他

      平成23年3月20日
      山形文化遺産防災ネットワーク幹事会

山形文化遺産防災ネットワーク 事務局
小林貴宏
山形県東置賜郡高畠町大字高畠1348-1 201
DQB00442※nifty.com
090-5849-5532

by 佐藤正三郎氏

(小林)

東北地方太平洋沖地震関連情報(図書館・文書館資料の復旧)

図書館・文書館資料等の復旧に関して、国立国会図書館で紹介されています。
以下のリンクからご覧ください。

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve110317.html

(小林)

「ふくしま歴史資料保存ネットワーク」ブログ開設

「ふくしま歴史資料保存ネットワーク」ブログが開設されました。
携帯でも読めるような工夫がされています。

http://blog.ap.teacup.com/fukushimanet/

(小林)

国立公文書館ニュース「紙媒体の歴史公文書等の保存方法について」

歴史公文書等保存方法検討有識者会議の結論を要約して掲載しています。

報告書は以下で見られます。
http://www.archives.go.jp/about/activity/pdf/hozonkentou.pdf

(中島)

MLA施設の被災情報・救援情報まとめサイト

savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報
http://www45.atwiki.jp/savelibrary/
http://twitter.com/#!/search?q=%23jishinlib

savemuseum @ ウィキ-東日本大地震によるミュージアムの被災情報・救援情報
http://www45.atwiki.jp/savemuseum/
http://twitter.com/#!/search?q=%23jishinmuse

savearchives @ ウィキ-東日本大地震によるアーカイブズ関連施設の被災情報・救援情報
http://www45.atwiki.jp/savelibrary/
http://twitter.com/#!/search?q=%23jishinarchiv

(毛塚)

情報まとめサイトの案内

次のサイトが開いております。

アーカイブズ
http://www47.atwiki.jp/savearchives/

図書館
http://www45.atwiki.jp/savelibrary/

(小林)

アーキビスト・サポート(ASJ)のツイッター開設

アーキビスト・サポート(ASJ)のツイッターが開設されました。
@asj_archivists
http://twitter.com/#!/asj_archivists/

被災状況、求むヘルプなどで使用できたらいいかと思います。
ご活用下さい。

ASJ
http://www.ne.jp/asahi/archivists/support/

(小林)

国立公文書館 アジア歴史資料センター調査員の募集

1.職 種:調査員(下記5.の主な職務内容参照)
2.雇用形態:非常勤(週4日)
3.募集人数:若干名
4.雇用期間:平成23年4月1日から平成24年3月31日(但し勤務成績等により 更新可能)

5.主な職務内容
(1)国立公文書館、外務省外交史料館、及び防衛省防衛研究所図書館から提供を
   受けた目録データ及び画像データのチェック(データベース構築作業)
(2)既に公開したデータベースの修正作業(遡及作業)
(3)「アジ歴トピックス」の更新作業における資料選定、原稿執筆、更新作業等
(4)その他アジ歴の業務に関すること。

6.応募資格
(1)大学院修士課程修了又はこれと同等以上の学力を有する人
  (特に近現代史についての知見を有し、同資料の読解能力を有すること)
(2)データベースやホームページの作成にある程度の知見がある人
(3)PCを用いた作業について基本的な知識や操作能力を有する人
  (業務においてはMS-WordやExcelを用いる)
(4)外国語能力に優れた人(英語の読解能力は必須)

7.勤務条件など
(1)勤務地:東京都千代田区平河町(最寄駅:地下鉄半蔵門線半蔵門)
(2)勤務時間:平日の9:30~17:15(昼休み:12:15~13:00)
(3)給与:1,610円/時間
(4)加入保険:雇用保険、健康保険、厚生年金保険
(5)通勤手当:月額4万円以内

8.応募要領
履歴書(写真貼付)を、平成23年3月14日(月)必着で下記に郵送してください。
(応募書類は選考目的以外には使用しません。また返却はいたしません)。

<あて先及び問い合わせ先>
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-1-2
住友半蔵門ビル別館4階
独立行政法人 国立公文書館 アジア歴史資料センター
担当:栗山
電話(03)3556-8801(代)

(小林)

日野町臨時職員(町史編さん業務【嘱託】)の募集

1.職務内容:町史編さん事業にかかる古文書調査および編集業務
2.人員:1名
3.雇用期間:平成23年4月1日から平成24年3月31日まで
4.勤務時間:午前8時30分から午後5時15分まで

詳しいことは
http://www.town.shiga-hino.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1565/tiyousibo.pdfでご覧ください。

(毛塚)

■東京大学大学院情報学環附属 社会情報研究資料センターの学術支援専門 職員募集

東京大学大学院情報学環附属 社会情報研究資料センターが、学術支援専門
職員(特定短時間勤務有期雇用教職員)を若干名募集しています。
業務内容は以下の通りです。
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社会情報研究資料センター所蔵 小野秀雄関連資料の整理・分析
(1) 資料の整理
(ア) 小野秀雄(新聞学研究者)資料の整理
(イ) その他のセンター資料の調査と記録
(2) 資料デジタル化およびデジタルデータ作成補助
(ア) 資料撮影補助(撮影者は別途いるため資料の用意など)
(イ) デジタル化されたデータのデータベースへの登録
(3) 資料の出納・展示
(ア) 情報学環社会情報研究資料センターの資料の閲覧希望者に対する
資料の出納や展示に関する業務
(4) その他
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応募資格は以下の通りです。
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原則として本学大学院(研究科・学府)などの学籍を持たない。
近世・近代に書かれたくずし字等が読解できること。
小野秀雄や新聞研究資料に関する調査研究を行った経験があることが望まし
い。
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応募締切は2011年2月28日(月)です。
詳しくは、同大学のサイトをご参照ください。
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/affairs.php?id=1214

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(小林)

日本銀行金融研究所でアーキビスト募集

募集人員:1名
期間:2011年4月以降から最長3年まで
業務内容:主に歴史的資料の移管・選別・受入・管理業務、目録作成・データベースの整備、
     アーカイブ利用者に対するレファレンス・サービスの提供や利用制限内容の審査
     等に関する業務およびその周辺事務一般。
勤務地:日本銀行本店・金融研究所
提出書類の締切日:2011年3月8日(火)必着。

詳しいことはhttp://www.boj.or.jp/announcements/release_2011/rel110218a.htm/をご覧ください。

(小林)

■東京都公文書館の専務的非常勤職員募集

東京都公文書館が、専務的非常勤職員3名を募集しています。
担当と応募資格はそれぞれ以下の通りです。
-公文書館専門員<史料編さん業務担当>
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歴史学(日本近現代)、行政学、アーカイブズ学、記録管理学等の分野で
大学院修士課程を修了した者(平成23年3月修了見込みの者を含む)
(1)に掲げる者と同等の知識・能力を有し、編さん業務の実務経験がある者
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-公文書館専門員<整理閲覧業務担当>
----------
文書や図面、写真等の記録資料の整理保存等について一定程度の能力がある
者
歴史的資料に関して一定程度の知識を有する者
人文科学や社会科学の分野に関して一定程度の知識を有する者
心身共に健康である者
電子メールの送受信やWordを用いた文書作成、Excelを用いた表の作成、
Access等のデータベースソフトを操作してデータ入力や検索等を行う等が
できる者
----------
-公文書館事務員
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文書や図面、写真等の記録資料の整理保存等について一定程度の能力がある者
心身共に健康である者
電子メールの送受信やWordを用いた文書作成、Excelを用いた表の作成、
Access等のデータベースソフトを操作してデータ入力や検索等を行う等ができる者
----------
応募締切は、いずれも平成23年2月14日(月)です。
詳しくは、同館のサイトの「新着情報」をご参照ください。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/index.htm

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(小林)

■尼崎市立地域研究史料館の嘱託員募集

尼崎市立地域研究史料館が、「尼崎市地域史料研究業務従事嘱託員」1名を
募集しています。
職務内容は以下の通りです。
----------
尼崎市立地域研究史料館の史料調査・整理・公開等業務
(1)尼崎市の歴史的公文書等、歴史資料の調査・整理・保存・公開事務
(2)市史等歴史刊行物の調査・編集事務
(3)窓口市民応対、講座の実施、施設管理運営等、地域研究史料館事業に関わる事務
----------
受験資格は以下の通りです。
----------
(1)平成23年4月1日現在、22歳以上60歳未満の者(性別不問)
(2)学校教育法の定める大学において歴史学を専攻し、大学院修士課程修了
 以上の学歴を有する者。または、史料調査・整理・公開等業務において、
 それに準ずる実務経験を有する者。
(3)近現代地域史及び、歴史的公文書等近現代史料の調査・整理・公開等
 業務について、相当の専門的知識・能力・経験及び意欲を有する者。
----------
応募締切は2月16日(水曜日)です。
詳しくは、同市のサイトをご参照ください。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/bosyu/syokutaku/022recruitment.html

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(小林)

■鳥取県立公文書館の非常勤職員募集

鳥取県立公文書館が、非常勤職員を募集しています。
職務内容と受験資格(一部)は以下の通りです。
-新鳥取県史資料編に収録する重要な近世資料の解読及び校訂に従事します。
----------
日本近世史に関する専門知識を持ち、古文書を読解する能力のある人で、
パソコンを操作して情報管理・処理が行える人。
----------
-新鳥取県史資料編に収録する古文書の解読及びそのパソコン入力に従事し
ます。
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くずし字で書かれた古文書を解読する能力を有し、パソコン操作をして情報
管理、処理が行える者。
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応募締切はいずれも平成23年2月14日(月)です。
詳しくは、同館のサイトの「新着情報」をご参照ください。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=9499

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(小林)

■上智大学大学院文化交渉学専攻の開設

上智大学は、2011年4月、大学院文学研究科に「文化交渉学専攻」(博士前期
課程16人・後期課程3人)を設置することを発表しました。
同専攻のパンフレットでは、養成する人材について以下のような点が挙げら
れています。
----------
新たな文化創造の基盤となる文献調査と整理に習熟し、多様な文化理解に
資する人材を養成。
この分野は、今後さらに増加するさまざまな媒体による資料、「アーカイブ」
の取り扱いにおいて重要な役割を果たすと考えられます。
資料のデジタル化の進展にともない、その取り扱いに習熟した高度な専門的
技術者が不可欠になると考えられるため、すでに海外の大学において進んで
いる「アーカイビスト」養成への道を積極的に勧めていきます。
----------
同専攻の入試要項や設置届出書等が、同大学のサイトで公開されています。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/news/2010/1/globalnews_141/bunkakosho_tsuika?kind=0
http://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/data/ninka_rikou?kind=0

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(小林)

■宮内庁宮内公文書館及び外務省外交史料館による意見募集

宮内庁宮内公文書館及び外務省外交史料館が、それぞれ公文書管理法関連の
規則等に関する意見募集(パブリックコメント)を実施しています。
意見・情報受付締切日は、いずれも2011年2月24日です。
詳しくは、「電子政府の総合窓口」の以下のページをそれぞれご参照くだ
さい。
----------
「宮内公文書館利用等規則(案)」に関する意見募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=140000001&Mode=0
「公文書管理法に基づく利用請求に係る審査基準(案)」に関する意見募集
について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=140000002&Mode=0
「外務省外交史料館利用等規則案」及び「外務省外交史料館における公文書
管理法に基づく利用請求に対する処分に係る審査基準案」に対する意見の
募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=350000053&Mode=0
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from ブログ「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■外務省の職員募集

外務省が、「外交史料編さん等」に従事する職員1名を募集しています。
職務内容は、「外務省編『日本外交文書』の編纂・刊行に携わると共に,
外務省の歴史的文書の移管受入・保存・利用,並びにこれに関連する調査
など外交史料館の業務に関する中核的役割を担う」です。
応募資格は以下の通りです。
----------
(1)大学院修士課程修了(見込みを含む)以上の学歴を有する者。
(2)専門は日本外交史,日本近現代史(政治・外交・経済などの分野)及び
国際政治・経済等の分野で学識を有し,わが国外交文書など近現代史料を
活用した研究実績のある者。
(3)英語等の外国語を用いた外交史料館の業務処理に意欲を有する者。
(4)外交史料編纂の特質(共同作業)に適した資質を有する者。
(5)日本国籍を有し,外国籍を有しない者。
----------
応募締切は平成23年2月14日(月曜日)です。
先日ご紹介した、外務省による非常勤職員の公募とは異なるものです。
http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20110120
http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20110116

詳しくは、同省のサイトをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/gaikokan/shiryohensan.html

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(小林)

■沖縄県公文書館の公文書嘱託員募集

沖縄県公文書館を運営する(財)沖縄県文化振興会が、平成23年度の公文書
嘱託員3名を募集しています。
仕事の内容は以下の通りです。
----------
公文書等の収集・分類・整理・目録の作成に関すること。
公文書の閲覧利用等に関すること。
公文書の修復、保存業務に関すること。
----------
学歴及び必要な経験等は以下の通りです。
----------
学校教育法に定める大学以上(短大を除く)の課程を修了している者
PC操作のできる方(ワード・エクセル・一太郎等)
----------
応募締切は平成23年2月2日(水)です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
http://www.archives.pref.okinawa.jp/publication/2011/01/23.html

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(小林)

■名古屋大学大学文書資料室の事務補佐員募集

名古屋大学大学文書資料室が、パートタイム勤務職員(事務補佐員)1名を
募集しています。
業務内容は、以下に掲げる業務の補助です。
----------
名古屋大学史関係資料の収集・整理・保存・公開に関する業務
名古屋大学史に関係する各種事業(刊行物・展示など)に関する業務
非現用法人文書の整理・保存・公開に関する業務
その他、大学文書資料室の事務的業務
----------
必要な経験等は以下の通りです。
----------
基本的なパソコン操作(Word、Excel 等)ができること。
本資料室は、「公文書館」的な機能と「歴史資料館」的な機能をあわせ持った
施設であるため、秘密の厳守できる方
----------
応募締切は平成23年2月16日(水)です。
詳しくは、同室のサイトの「ニュース」をご参照ください。
http://nua.jimu.nagoya-u.ac.jp/

from ブログ「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

国立公文書館利用等規則案等についての意見募集

独立行政法人国立公文書館では同館の利用等規則案及び国立公文書館における公文書管理法に
基づく利用請求に対する処分に係る審査基準案についての意見の募集を行っています。

詳しいことはhttp://www.archives.go.jp/news/110124.htmlでご覧ください。

(小林)

アジア歴史資料センター研究員の募集について

職種:研究員(下記4.の職務内容参照)
雇用形態:非常勤(週5日。土日祝、年末年始)
雇用期間:平成23年4月1日から平成24年3月31日(ただし、勤務成績により更新可能)
募集期限:平成23年2月10日(木)

※詳しいことは国立公文書館のページでご覧ください。

(小林)

国立公文書館非常勤職員の募集について(専門員)


雇用形態 非常勤(国家公務員)
雇用期間 平成23年4月1日から平成24年3月31日(勤務成績等により更新することも可能)
募集期限 平成23年1月31日(月)必着

※詳細は国立公文書館のページでご覧ください。

(小林)

■外務省外交史料館の非常勤職員公募

外務省が、外交史料館で勤務する非常勤職員3名を募集しています。
業務内容と応募資格はそれぞれ以下の通りです。
-外交史料館所蔵史料の修復及び史料保存管理補助 
----------
(イ) 史料(主として和・洋紙)修復技術を国内外の専門学校で履修もしくは、
修復工房で習得していること。
(ロ) 修復の実務経験があること。
(ハ) パソコンの操作が充分にできること。
----------
-文書(ファイル)の外交史料館への移管等に係わる評価・選別業務等
----------
(イ) 日本近現代史、外交史の知識を有していることが望ましい。
(ロ) パソコン操作が充分にできること。
----------
-外交史料館所蔵史料の整理・保存業務及び閲覧・レファレンス業務補助
----------
(イ) 日本近現代史、外交史の知識を有していることが望ましい。
(ロ) パソコンの操作が充分にできること。
(ハ) 史料の保存についての知識を有することが望ましい。
(二) 資料、図書等の閲覧関係の実務経験があることが望ましい。
----------
応募締切はそれぞれ異なります。
詳しくは、同省のサイトをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/index2.html

from ブログ「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

書陵部図書課宮内公文書館研究職員の採用について

募集人員:1名
提出期限:平成23年2月10日(木)必着

詳しいことはhttp://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/saiyo/saiyo.htmlでご覧ください。

(毛塚)

新潟市で学芸員を採用

 A正職員(近世・近代史専攻者・修士以上、業績評価有)
 B嘱託職員(教育普及・文化財保存活用、学士以上)

年齢:34歳以下

詳しいことは、以下でご覧下さい。

平成23年4月1日採用予定の財団法人新潟市芸術文化振興財団職員の公募
http://www.nchm.jp/contents13_refe/13_refe_2011_bosyu.html

(毛塚)

教員公募 国立大学法人九州大学(九州大学大学文書館百年史編集室)

●募集人員 ;助教1名(特定有期教員)
●所属 ;九州大学大学文書館百年史編集室
●業務内容等 ;九州大学百年史の編纂に従事する。
●応募資格 ;次の要件を満たしていること
(1)博士の学位を有していること。もしくは同等の能力を有する者。
(2)大学史を専門とし、年史執筆の経験のあるもの。
●採用予定時期;平成23年4月1日
●雇用期間 ;3年
(特に必要と認められる場合は一回に限り更新が認められますが、九
州大学百年史の編集期間は平成29年3月までを予定しています。)
●応募書類 ;(1)履歴書 1通(電話番号、e-mail アドレスを明記)
(2)業績リスト 1通
●応募締切 ;平成23年1月24日(月)必着
●選考方法 ;提出書類による書類審査。

※詳しいことはhttp://kobo.jimu.kyushu-u.ac.jp/でご覧ください。

(小林)

三豊市臨時職員の募集(三豊市文書館)

◆勤務場所 三豊市文書館(住所;香川県三豊市山本町財田西375番地)
◆職   種 文書館専門員
◆雇用期間 平成23年4月1日~平成24年3月31日
◆契約更新 勤務実績等の評価により更新する場合があります。

募集期間  平成23年1月4日(火)~平成23年1月28日(金)必着

※詳しいことはhttp://www.city.mitoyo.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=6768でご覧ください。

(富田)

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