最近の文献から

最近目についた文献から:非文書館系定期刊行物
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●松尾正人:大学資料館の時代/『中央大学百年史編集ニュース』27 1997.3 p1-6

●徳島地方史研究会史料保存問題特別委員会:<史窓のひろば2−史料の保存・利用
と研究−>史料の保存と利用を考える−井上家文書所蔵者井上氏へのインタビュー取
材から−/『史窓』第27号 徳島地方史研究会 1997.1 p138-148
*内容:信頼を失っている公的機関−「保存」の問題について−/研究者への不信
と不満−史料の公開と「利用」について−/研究者団体は何をするべきか−『史窓』
掲載論文への質問−/今、研究者が取り組むべきこと−井上晋方氏のメッセージ−

●須藤茂樹:<史窓のひろば3−地域史と博物館−>四国地区歴史系学芸員・アーキ
ビスト交流集会について/『史窓』第27号 徳島地方史研究会 1997.1 p169-178

●長谷川賢二:<史窓のひろば3−地域史と博物館−>地域史展示の課題/『史窓』
第27号 徳島地方史研究会 1997.1 p179-194

●『日本史研究』416・1996年度日本史研究会大会個別報告特集号 1997.4
<特別部会報告>
藤田明良:阪神大震災における史料救出・保全活動−史料ネットの議論と活動−/
p67-74
奥村 弘:史料保全活動から見た現代都市社会の歴史意識と歴史学の課題/p75-91
大国正美:生活者の歴史意識と史料保存/p91-103

●前田繁一:地域住民と情報−松山市の場合−/『松山大学論集』第8巻第6号
 1997.2 p231-289
*内容:はしがき/一地域住民と地方自治/二情報公開と地域住民/三松山市におけ
る情報公開の条例制定の過程/四個人情報保護制度の進展と論点/五松山市における
個人情報保護の方向

●糸賀雅児:「話せて書ける」図書館司書を!/『図書館雑誌』Vol.91No.4 1997.4
 p236-240
*内容:司書の実態と司書資格の将来/おとなしすぎる司書/集団としての司書の力
不足/図書館サービスの空洞化/図書館のコンビニ化/司書の意識改革司書の研修と
専門性の評価/司書課程の改善/司書をアピールすることの必要性

●<特集=情報関係者の基本知識>『情報の科学と技術』Vol.47No.4 1997.4 
長谷川正好:情報関係者の基本知識/p186-190
中村幸雄:情報担当者の知識・能力・知恵/p191-195
松原光治:情報発信者の必須知識−Information Mapping法の紹介−/p196-201
豊田雄司:情報分野の研究者が選んだ推薦図書−普遍的な内容を持つものとして−/
p202-206

●<資料 アーキビスト問題>『公文書館における専門職員の養成機関の整備等に関
する研究会報告書』の紹介/『地方史研究』第47巻第2号・266 1997.4 p72-90
*内容:国立公文書館が1996年7月にまとめた報告書の全文掲載

●原田 勝:電子図書館の進展と図書館専門職員の役割/<特集:マルチメディア時
代の図書館−電子図書館−>『学術月報』Vol.50No.3 通巻第628号 1997.3 p60-64
 
●谷口一夫:歴史学と歴史史料−史学史的にみた歴史史料−/『帝京大学山梨文化財
研究所研究報告』第5集 1994 p77-94

●山本太郎・大森久雄:第十三回ICA大会参加記/『倉敷の歴史』第7号 1997.3
 p91-105

●櫛笥節男:大和綴について−歴史史料からの検証−/『書陵部紀要』第48号
 1997.3 p64-84

●高野 修:<書評と紹介>安藤正人・青山英幸編著『記録史料の管理と文書館』/
『日本歴史』第588号 1997.5 p135-136

(毛塚)

国文学研究資料館史料館の館報第66号が出来上がりました。
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<史料館報>第66号

『総覧』から『目録』へ
  −「山梨県下市町村役場文書目録」その一の編集を終えて− 鈴江英一
特定研究「記録史料の情報資源化と史料管理学の体系化に関する研究」
  一九九六年度の研究活動報告
科学研究費補助金(試験研究:基盤研究A−1)
  「歴史史料の材質劣化評価への化学発光の応用研究」
ICA北京大会に参加して
史料所在調査報告 飛騨国大野郡高山町会所・戸長役場文書  −その四−(高山市郷土館蔵)
平成八年度新収史料紹介
1996年度(通算第42回)史料館管理学研修会修了者一覧
受贈図書/1997年度 史料管理学研修会開催予定/彙報

(毛塚)

 国文学研究資料館史料館の館報第64号が出来上がりました。
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<史料館報>第64号 1997/9/30刊 16p

『史料叢書』の刊行によせて
  −第一巻『近世の村・家・人』の概要紹介  森 安彦
湖底に沈んだ村の文書目録
  −『武蔵国多摩郡後ケ谷村杉本家文書目録』の刊行−  森 安彦
史料館所蔵史料目録第六三集を刊行して  福田千鶴
報告 特定研究第三回研究報告
報告 平成七・八年度科学研究費補助金(国際学術研究)
  「在英日本史料の所在と現状に関する調査」を終えて p7-9
基盤研究A「幕藩領主文書と村方・町方文書群の発生・展開並びに伝存に関する
   史料学的研究」第2回研究会報告
受贈図書/1997年度史料管理学研修会カリキュラム構成/彙報

(毛塚)

記録と史料 第8号
 編集:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 編集出版委員会 
 発行:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
 1997.10.31発行

目次
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■特集/阪神淡路大震災と記録づくり

 特集にあたって                         編集委員会 
 阪神・淡路大震災記録資料を未来へ伝える
  −震災記録を残すライブラリアン・ネットワーク−        宮本  博 
 兵庫県の震災資料保存活動と今後の課題              佐々木和子 
 全国美術館会議の『報告』に書かれていないこと          貝塚  健 
 『阪神・淡路大震災にかかわる史料保存活動の記録』を通じての一考察
  −近畿圏の資料保存活動を取りまく環境について−        鳥野 茂治 
 歴史研究と市民の歴史意識
  −被災地神戸での歴史資料の救済・保存活動を通じて−      坂江  渉 
 阪神・淡路大震災による文書等所蔵施設の被害調査         辻川  敦 
 史料防災文献目録について                    伊藤  然

■研究
 地域史の研究と文書館
  −歴史史料の電子情報化に絡んで−               渡辺 英夫 
 地域の課題と資料の保存
  −公害地域再生の取り組みから−                片岡 法子 
中世の紙背文書の整理法をめぐって
 −厳島神社所蔵反古裏経を素材として−              松岡 輝秋

■アーカイブズ・ネットワーク
 小山市の文書館設立運動について                 平田 輝明 
 甲州史料調査会の運動について                甲州史料調査会 
 戸倉古文書館の設立運動について                 神保 和男 
 新史協「研修会」について                    伊藤 一億 
 「越佐歴史資料調査会」の結成について              山本 幸俊 
 石川県公文書館建設期成会の活動                 蔵  国晴 
 「門戸の歴史を守る会」について                 大崎 正雄 
 宝塚の古文書を読む会                      木村 修二 
 島根県の公文書館設立運動                    竹永 三男 
 山口県文書館古文書活用講座の紹介                山崎 一郎 
 福岡市総合図書館の開館                     二宮 正博 
 天草史料調査会の旗揚げ                     冨善 一敏

■書評と紹介
 安藤正人・青山英幸編著『記録史料の管理と文書館』合評会記録 
 高橋実著『文書館運動の周辺』、『自治体史編纂と史料保存』
 門倉百合子編著『はじめて学ぶ文書管理 レコード・マネジメント入門』 
 佐藤義信編『廣江家の歴史』
 小川雄二郎監修『図書館・文書館の防災対策』 
 小川千代子著『情報公開の源流−30年原則とICA−』
 三多摩郷土資料研究会編『新編武蔵風土記稿索引』多摩の部 
 石上英一著『日本古代史料学』
 河音能平著『世界史の中の日本中世文書』 
 伊奈町史編纂専門委員会編『伊奈町史文書目録第四集−近代・現代−』
 埼玉県地域史料保存活用連絡協議会編『埼玉県市町村歴史関係文献目録』 
 国文学研究資料館史料館編『史料館所蔵史料目録第64集山梨県下市町村役場目録(その1)』 
 地方史研究協議会編『地方史事典』

■世界の窓
 韓国における記録保存制度の歴史と課題              金  才淳 
 アメリカにおける州裁判所記録の管理
  −マサチューセッツ州の事例                  浅古  弘 
 戦争と史料
  −マレーシアの文書館を訪ねて−                安藤 正人

■資料ふぁいる
 行政改革委員会行政情報公開部会「情報公開法要綱案」

■会員刊行物情報 
■全史料協この一年

(小林)

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全史料協関東部会報第42号の目次

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報<アーキビスト> 第42号
 1997.12.31発行

目次
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第144回月例研究会
  写真資料の収蔵と整理
  −写真家・中村立行氏撮影、写真・ネガの受入れ状況−  坂本道夫 p1-2
  資料の画像情報一般公開の試み
  −パソコンを使っての収蔵浮世絵画像検索システム−  寺門雄一 p2-3
  全史料協関東部会六月例会参加記  酒井麻子 p3-4

投稿 丸亀市立資料館  高野 修 p5
運営委員会からの情報公開 その(2) 
  "文書館学文献目録"データの引継 p6
催し物情報  p7-9
史料を守る(4)酸性紙と中性紙  伊藤 然 p10


全史料協関東部会事務局:藤沢市文書館(担当:石井)
 tel.0466-24-0171 fax.0466-24-0172

(毛塚)

1998年の文献
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